うさぎ舞い
北上工業匠(たくみ)祭が9月17日から3日間、開かれた。
会場は北上市相去町の総合体育館。
工業展は3年に1度、開かれている。
会場には各社のブースが並び、早朝からにぎわった。
工業と言っても、さまざまな職種がある。
限られたスペースの中では、その仕事を紹介するのは難しい。
みなさん、いろんな工夫をしながら、訪れた方々に説明した。
私は今回、抽選会場を担当した。
この人は、会社の社員Kさん。
子どもからお年寄りまで、長~い行列ができた。
アートバルーンを創って差し上げている。
Kさんは、図書館で子どもたちに童話の読み聞かせをしたり、昔ながらの
古い自転車に紙芝居を積んであちこちに出かけている。
古本市にも毎年、参加して販売のお手伝いをしてくれる。
工業展の横に、だれでも参加できる創作コーナーがある。
市内の建具屋さん、左官屋さんが、創作をお手伝いしてくれる。
巣箱コーナーでは親子の参加者が多かった。
銅板で表札を作っている。
このコーナーは大人の参加者が多かった。
完成した表札の数々。
光沢もあって立派。見事な出来栄え。
壁にむかって一生懸命。
左官屋さんから塗り方を教えてもらった後、1人で挑戦していた。
今日の体験が、ずっと思い出になるでしょう。
いいコーナーだなあ。
「さわはん工房」です。
今回、主催者は澤藤範次郎さんに特別出展をお願いした。
工業展というと硬いイメージが強い。
その中に、温かみのある和紙面や玩具を展示して、一息ついて
もらおうと依頼した。
白い壁に、数々の和紙の面が掲げられた。
その一つひとつの表情が実におもしろい。
「あれ~♪」「へぇ~♪」と見入る人が多かった。
展示品の中から、一つ買い求めた。
「うさぎ舞い」です。
自宅に持ち帰って、カミさんに見せると大喜び。
たまたま娘も来ていて、「あら~、すご~い♪」。
二人とも拍手喝さいでした。
今朝カメラを向けると、珍しくじっとして、すました表情でいた。
偶然にも布バックの前だった。トンの顔写真が入っている。
これは昨夜、トンが目を細くしてじっとしている姿。
でも、物音がすると、さっと目を開いてしまう。
そっとカメラを向けた。
by aterui55
| 2010-09-20 09:11