伊澤家の秋景色
あれ~? ネコのように目をつぶって・・・
リラックスしているじゃないか!!
こんな、じっとしている姿は珍しい。
カミさんに撫でられているうちに、うとうとしたトン。
忍び足で近づき、カメラを向けると、うっすら目を開いた。
こんな顔をすると、そうかそうか、とパイン菓子をやってしまう。
毛玉予防だから、まあ、いいか。
2日(土曜日)朝、和賀町の多聞院伊澤家に向かった。
自宅から車で20分ぐらいの距離。
伊澤家には今年7月初めて訪れ、「中尊寺ハス」を見た。
屋敷のたたずまいが気になった。
秋にはどんな風情を見せるのかな?
久々の青空。羽山が間近に、仙人山が右手に見える。
手前は石羽根ダム。
伊澤家への道。
秀衡街道をたどる。
線路(北上線)を横切る、というか、またぐ。
ここに来ると、なぜだろう? ドキドキする。
とっても興味をそそられる。不思議な入口だなあ。
北上線は、北上市と横手市を結ぶ(61km)。
岩手側の部分開業が1921年(大正10年)というから、89年前のこと。
当時は横黒線と言われた。
この線路が築かれるため、伊澤家が現在地に移転したのだという。
秀衡街道を歩いて線路をまたぎ、鳥居方向に進む。
清水が流れている。
コロコロ、コロコロと水の音が心地よい。
「中尊寺ハス」の葉は茶褐色に変わっていた。
こうして秋が深まり、霜が降り、雪が積もってゆく。
800年前の種子が開花した中尊寺ハス。
来年も花を見に来よう。
鳥居を過ぎて、久那斗神社(里宮)へ。
木立に覆われている。
その古道を行く。
胡桃の木の下に、おばあちゃんの姿が見えた。
この伊澤家で生まれ、今は和賀町に住んでいる。
お歳は? 91歳。 ちょうど横黒線が開通した頃だ。
今日は家族といっしょにやって来た。
その家族は、近くの林へ栗拾いに行っているんだそうだ。
「中尊寺ハス」の池の近くで、クローバーを見つけた♪
少しいただきま~す。
人の声も車の音もない。
屋敷ぜんたいが静寂そのもの。
1日(金)の朝、早く出社しなければならず、5時半過ぎ自宅を出た。
ちょうど、国見山方向から朝日が出ていた。
朝日を仰げるのも、早起きのトクだね~♪
今日は夕日がいいなあ、と会社の窓から西山を見た。
秋が深まっていく。
山々の紅葉も始まっているだろう。
4月、金駒の登山口に行った。
うがい清水、うまかったなあ。
また行こう。
by aterui55
| 2010-10-03 15:51