西の和賀の出逢い
20日(日)、一茶(ixtusa)さん夫妻とともに、西和賀町に向かいました。
朝から大雨警報や雷警報がでていましたが、空はなんとなく落ち着いた
曇り空?
白木峠、あるいは白糸の滝、あるいは‥‥‥そのときに決めましょう。
目的地への途中、瀬川さん宅に寄りました。
瀬川強さんの陽子夫人は「今の時期だったら、ゼッタイ白糸の滝だわ」と
いうので、滝に向かったのです。その話は後で‥‥
とりあえず、帰ってきました。再び瀬川さん宅。
陽子さん「あんなどしゃぶりの中、滝に向かったかと思うと、心配で心配
で。あの川は一気に増水するし、山道のがけ崩れもあるし‥‥よかった
‥‥」
瀬川夫妻は、一茶夫妻の、長年の友人なんですね。
実は、私もずっと前、瀬川さんにお会いしていました。
23年前、北上市内で開催された瀬川さんの写真展を見ました。
湯田・廻戸小屋のカタクリ、とっても印象深かったのです。
そんな話をして、楽しかったなあ~。
「サルナシが伸びていたので、これを造ったんだ」と瀬川強さん。
えっ? これがサルナシですか? はあ~。ということで、2人に、そこに
座っていただけますか? とたずねると、強さん、照れたように首をかしげ
ました。陽子さんは、長靴姿で笑っている。
その夫婦、いい表情だなあ。
瀬川さんの家で、あれ? と驚いたのがこれです。
水が勢いよく流れてくる。
一茶さん「これは沢水を引いているんですよ、しかも浄化して」
えっ? これはすご~い。冷っこい。うま~い♪
玄関先に、なんでしょう?これは?
瀬川さん「ミズバショウの種から育てているんだ」という。
ふ~む、種から繁殖させようという、そのチャレンジ精神に感嘆しました。
夫妻が西和賀町で始めた自然観察会「カタクリの会」は20年間も続いている。
1月から12月まで。雪の日も雨の日も、続けてきた。
私も参加してみようかな? 観察会のスケジュールをいただいた。
これはドングリです。
これも実を採取して育てている。
「このドングリをみんなで植栽できるように」。
瀬川強さん、陽子さんは、その日をしっかりイメージしていた。
まさか、こんな大雨になるとは思いませんでした。
白糸の滝に向かう山道で、すごいどしゃ降りになってしまい、日をあらためましょう、
と帰ってきたのです。
帰路、一茶さん夫妻「この辺に、カキランが咲いているんだよ」と探してくれた。
ハッチョウトンボもいる。え~、これはこれは‥‥
いい場所を教えていただいた。
雨の中、道路沿いに見つかったのが、これ、オダマキ。
白と赤紫の混合群生でしたよ~♪
近づくと、花が透き通って見えました。
「あれ? きれいな黄色だなあ」と、見えたのはキンコウカ。
花のひとつ、ひとつが☆のような形をして、キラキラ輝いている。
「え~、な~にこれは!」と、車を止めて見入ってしまいました。
ヤマボウシ、上から下までそっくり全身、白い花が包み込んでいる。
一茶夫妻もため息だった。
雨のしっとりとした空気の中に、どっしりして見える。
奥山の中に、いいねえ。
日曜日朝のトンスケです。
カミさんが、握り飯をつくっている。その足元から離れない。
窓を開けると、トンはそこに近づいて、外の空気を楽しんでいる。
外に飛び出そうとはしないのが不思議なんだよね~
なぜ、その場所に止まっているのかな~?
ウサギなのに、ぴょんぴょん跳ねそうなのに、けっこう慎重だ。
国見山、ずっと気になっていたことがあるんです。
ひとつは西谷です。
そのコースはどんな山道なんだろう?
ちなみに、私は「西」の文字がすごっく気になります。
東谷、南谷、北谷‥‥あんまりインスピレーションがないです。
西谷、えっ? そこはどこ? というわけです。
だから、西田○○子も気になるんでしょう(笑)
6月13日(日)です。
山道にアザミがたくさん咲いていました。
もう終わったのかな? と思ったのに。
この色合いはいいですね~
惹かれます。
西谷に向かう道、こんな風情のある桜の並木が続く。
大正時代、展勝地構想のひとつとして植栽された、その並木だそうです。
いい道だなあ。
西谷への入り口に、あれっ? これはこれは、ありがとう。
食べた。甘~い。昔の姿がよみがえった。
子どもの頃、これを「カゴ」といいました。
口のまわりをすっかり紫色にして、食べましたね。
それにしても、初めて来た西谷に、こんな入り口があるとは???
できすぎじゃありません?? とはしゃぎたくなるような気分でした。
山道で出会ったエゴノキの花。
(ではありませんでした。ハクウンボクです。西和賀町の瀬川陽子
さんから教えられました)
枝からたくさん、ハラハラと落ちていました。
道は、その木の下だけが白い。
岩場に黄色い花がありました。
メノマンネングサというのだそうです。
どうして、こんな岩場の条件の悪いところに、居るのかな~?
不思議ですよね。
でも、アウトローかな? それは親近感がします。
展望台で休憩。
このために持ってきた握り飯。
うまいんだな~これが。 こたえられない!!
男山です。
この日は視界がよくなかったけど、こういう姿もいいもんですね。
山や空や‥‥その時々の姿にありがとうです。
先日、花巻まで電車で行く機会がありました。
北上駅前です。
あのブロンズ像が姿をあらわし、ここに設置された当時を思い出しました。
背景の建物は、その頃なかったですね。ブロンズ像から、その奥に西の山並
が見えればいいなあ、そう思ったことでした。
ニセアカシア、その花はおわったけど、とっても印象深いことしの花でした。
開会まで時間があったので、懐かしい場所を散策。
高校生の頃、ときどき、訪れた。
旧図書館です。
あれ? そこにアカシアの木があったんですね。
今、知りましたよ~♪
地面の花です。
こんなに花が落ちている。
もう40年も前になる。その当時もこんな情景だったんだろう。
風景、心に在る風景。
それは、あんまり変わってほしくはないなあ~、そう思います。
花巻の旧図書館の周囲は、変わっていなかったですね。
だから、当時がよみがえります。
変わらない風景、それは、人生の記憶につながります。
とってもありがたいですね。
by aterui55
| 2010-06-20 22:31